「お金が足りない」「お金が欲しい」と思ったとして、すぐに現金を手に入れる方法はある程度限定されてしまいます。自分が持っている資産を売却して現金を作ることが出来ればまだ良いですが、それが出来ない場合には「借りる」という方法をとらざるを得ません。

しかし、金額によってはすぐに貸してもらえる人を見つけられないことも多くなりますし、何よりも「自分はお金を借りられる人間か」と言うことが重要になります。

そんな時に利用される「カードローン・キャッシング」という方法は、比較的簡単に利用出来るが故に気楽に利用してしまう人が多いのですが、利用する際には「必ずシミュレーションをしてから」にしましょう。

借金をしたきっかけは他愛もないことだった

私がカードローン(消費者金融系)を利用したきっかけは、単なる「お金を使い過ぎたこと」でした。貯金をしながら計画的に生活できている人には縁のない状況かもしれませんが、あまり計画的に金銭管理をしていない人にとっては無理難題を突き付けられるような話です。当然ながら私も計画的に貯金をしているようなタイプではなく、「宵越しの金は持たない」状態で生活していたので、いざお金が足りなくなってしまうと完全にお手上げになってしまいました。

約30年、私は人生を過ごしてきてお金が足りないと言う瞬間は何度もありました。その度に何とかピンチを乗り越えてくることが出来た訳ですが、それは単に私が幸運だっただけの話で根本的な部分を改善することも無く過ごしてきてしまった時間を痛烈に後悔しました。過去に同じような状況になった時には「友人が助けてくれる」ことによってピンチを凌いできたわけですが、今回ばかりは状況が悪くその可能性はほとんど期待できませんでした。

今回、私が必要とした金額は「約20万円」、無計画な浪費を重ねてしまった結果が「生活費はおろか、家賃や水道光熱費などの必要経費を支払うことさえできない状態」に陥ってしまいました。これだけの金額を友人から借りることは出来ず、結果的に消費者金融系カードローンに頼らざるを得ない状況になってしまいました。

契約する前にはしっかりと準備をすることが大切

カードローンには「消費者金融系」「銀行系」の二つがあります。細かく分ければ更に複雑な区分になってしまいますが、とりあえずはこれだけを覚えておけば「総量規制」に関して多少は対応することが出来ます。総量規制とは、「年収によって借りられる金額の上限が制限される」というものです。具体的に言うと「年収の1/3までを」上限として制限するものですが、勘違いしてはいけないことは「借入出来ない様にする規制ではなく、貸出しできないようにする規制」だと言うことです。状況的にはどちらでもあまり違いはないのですが、借りる側ではなく貸す側に対して規制が及ぶことになるため、「貸す側は融資に慎重になりやすい」ということを意識するようにしましょう。

何やらそれらしいことを説明してみましたが、私が申し込みをした時にはこのような知識は全くありませんでした。実際に利用してみて必要性を実感したからこそ身に付けることが出来た知識で、今となって思えば最初から十分な知識を身に付けている状態でカードローン契約をしていればもっと楽に過ごすことが出来たかもしれないと思います。

さて、「カードローンとはどういうものか」と言うことを知ることはもちろんですが、何よりも大切だと感じたことは「返済計画」です。これがしっかりと出来ているかどうかでリスクが全く変わってしまうので、必ず申込み以前に返済計画を立てる様にした方が賢明だと思います。

申込み方法は「状況に合わせること」が大切

私がカードローンを申し込んだ時には「電話」でした。インターネットでも申し込みをすることが出来ますし、他にも様々な方法で申し込みをすることが出来ます。しかし、私は「電話なら早いだろう」「分からないことがあっても聞けるから安心」と考え、インターネット申込みよりもスピーディーに手続きを進められるであろう電話申し込みを利用しました。

電話を掛けるとすぐに女性の担当者が応答し、「本日はお申込みありがとうございます」と言った挨拶をしてくれました。正直、「怖い感じの人だったらどうしよう」と思っていた部分はあったのですが、女性の担当者だったので少し安心しました。そのまま申し込みに必要な「名前・住所・年齢・勤務先・電話番号」などを聞かれ、一通りの確認が済むと審査が始まりました。審査中は特にすることも無く、そのまま結果が出るのを待っていたのですが、約15分ほどで電話がかかってきました。

自分の過去の経験から、極端に早い対応は「ダメだった場合の方が多い」と言うイメージがあったので、私は「ダメだった」と思いました。しかし、結果は契約可能という判断になったようで、そのまま50万円枠の契約をしました。

私が契約を完了したのは14時ころでしたが、この時間帯ならば「銀行振込みによる融資」をすることが出来ると言われました。来店不要にこだわっていたわけではないのですが、振り込んでもらえればすぐに下せるのでそのママお願いしました。ただ、時間帯によっては選択肢が制限されてしまうことになるので、「すぐに欲しい」と思っている人は方法をしっかりと選んだ方が良いでしょう。

返済計画が無いと明確な基準を把握できないので不安が募る

ここまで紹介してきた通り、私は「自分が置かれた状況をいち早く解決したいと言う思いだけ」でカードローンに申込みをしました。申し込みをするに当たって金利を調べることも無く、カードローン会社の安全性を調べることも無く申込み先を決定しました。また、自分の返済能力を確認することもせずにいたため、いざ返済が始まってから「つらい」と感じることになってしまいました。

もし、事前に「自分にはどのくらいの返済能力があるのか」「いくらまでならば借りられるのか」と言ったことをチェックしていたのであれば、もっと快適な環境でカードローンを利用することが出来ていたはずです。また、「無計画に借入れを増やしてしまったこと」も失敗だと感じたポイントです。私が必要だと感じていた金額は約20万円でしたが、「50万円まで使える」という状況が甘えを生みすぐに余計な分まで借入れをしてしまいました。それによって返済の負担が増えたことはもちろんですが、後になって後悔するきっかけはすべてが「無計画」だったと思います。