必要以上のお金は借りない!
カードローンを利用する人は、もれなくお金に困っていると言う訳ではありません。ですが、お金に困ったからこそカードローンを利用する人が大半という状況において、「とにかく借りる」と言うことを念頭に置いてしまうと、後になってとんでもない後悔をすることになる可能性があります。私の場合、「返せなくなってしまって信用が失われる」という状態になりましたが、そうなってしまうと様々な部分で不利な状態になってしまいます。

可能な限り「返済計画を立てる」などの準備を行っておいて、リスクを最小限に抑えることを意識しておいた方が良いでしょう。

「お金を借りる」ということの重大さをよく理解することが大切

私がカードローンを利用することになった原因は「浪費」です。人によっては趣味に多額の投資をしている場合もあるでしょうが、私の場合は「ギャンブル」でした。と言っても、ギャンブルをするためにお金を借り、そのお金までもギャンブルに使ってしまって多額の借金を抱えたと言うことではなく、全財産入りの財布をギャンブル中に紛失したことが最大の理由です。

もっとも、財布に入っているお金以外にもしっかりと貯金をしていれば何の問題も無かったのですが、私の場合は貯金をしていませんでした。「宵越しの金は持たない主義」と言った格好良く聞こえるかもしれませんが、要は単なる「バカ」だったわけです。そんな状態でありながら財布に全財産(給料+その他)を入れながらギャンブルに行き、挙句に無くしてくるのですからフォローのしようがありません。

帰宅中にそのことに気づいて探しに行きましたが、大金が入った財布が戻ってくる可能性など期待できるはずもありませんでした。帰り道、私は今後の生活をどうしようか考えました。節約して何とかなる状況ではなく、少なくとも最低限度のお金だけは確保しないと今月中に命の危機に瀕するのではないかという状況になってしまった時、私が出した答えは「借りる」というものでした。

「お金を借りて今を乗り切り、来月以降の給料で返済していけば良い」と考えた訳ですが、この時点ではまだ借金をすることのリスクを何ら理解できていませんでした。

友人から借りられずに消費者金融へ駆け込む

まず最初に私が頼った方法は「友人」でした。高額な借金であれば家族に相談する方が賢明だと言うことは分かっているのですが、不幸なことに家族とは疎遠になっている状態で10年以上が過ぎていたため、私にとれる選択は「友人から借りる」という方法しかありませんでした。そこで、親友に相談してみたのですが、残念ながらお金を借りることは出来ませんでした。というよりも、「必要な金額を借りることができなかった」訳ですが、後になって思えば少しでも借りて「その範囲で出来る生活」をしていれば、あれほど苦しい思いをすることは無かったと思います。

結局、私は「余裕のある状態」を目指して消費者金融に電話を掛けました。一つだけ、「あまり大きな金額を希望しない方が審査に通りやすい」という情報を聞いていたことを思い出し、申込みの段階では「10万円」を希望しました。申込みが終わった後は審査が行われ、この間は特に何もすることが無かったのでテレビを見て過ごしました。

30分も経たないうちに消費者金融から電話が来て、「融資が決定しまいた。お客様の場合は50万円までのご融資が可能です」と言われました。「一先ずは何とかなった」という安心感を得たと共に、「50万円もあったら何か他のことも出来るのではないか」という考えが浮かんできました。

あっという間に借入れ天井に到達

契約完了後、私は銀行振込みによって10万円を借りました。申込みの段階で申請していた金額をそのまま借りる形にしたのですが、正直なところは10万円では足りない状態でした。と言っても、私には50万円まで利用出来るカードローンが味方に付いたわけですから、後は必要に応じて借りようと言う魂胆でした。

とりあえず、必要最低限のお金(20万円)を借入れ、そのお金で払うべきものに関してはすべて払ってしまうことができました。「良かった」という思いになったと同時に、「残りの30万円はどう使おう」という考えも浮かんできました。

しかし、これは借金なのだから安易に使ってはいけないと言う自制心が働き、余計な負担を負わないように質素な生活を送るのが普通です。当然ながら私もそうしたと言いたいところですが、私はすぐに5万円を引き出してギャンブルに向かいまいた。結果、私は5万円を10万円以上に増やすことができたのですが、これが運の尽き。安易な希望を持ってしまった私は、それから暇があるたびにギャンブルへと出かけて散財、借入れを繰り返す状態になってしまいました。

1か月半程度過ぎたころには、私は「借入上限(50万円)到達」「給料も使い込む」という最悪な状態になっていました。そこで考えたのは、「もう一件から借りよう」というもので、私は欲望のままに新規でカードローンの申し込みをしました。二件目も契約することができ、こちらでも50万円の融資枠をもらうことができました。

「ご利用は計画的に」というフレーズが身に染みる

察しの良い人ならばわかっていると思いますが、私は二件目のカードローンもすぐに上限に達してしまいました。合計で100万円の借金を抱えることになった時、私は「返済していけるのか」という不安を始めて感じました。

それぞれの返済が毎月15000円ほど(合計30000円ほど)でしたが、そのお金を払うことでギャンブルをすることは憚られる状態になります。また、シーズンによっては飲み会や結婚式などが多く出費が増え、そのままの状態では「何もできない」と言うことに気づきました。

初めてカードローンを利用してから半年足らずで100万円の借金をし、挙句にその重大さに気づいた時には打つ手なしの状態になり掛けている訳ですから救いようがありません。ここで痛切に感じたことは、CMなどでよく流れる「ご利用は計画的に」という言葉でした。

もし、もっと計画的に利用していればこれほどの窮地に立たされることは無かったと思います。もしかすると結果的に同じ状態になっていたかもしれませんが、少なくとも「カードローン(借金)の重大性」についてはもっと早く気付くことが出来ていたと思います。

カードローンは非常に便利なサービスです。多くの人が利用出来るステータスを持っていると思いますが、仮に少額の借入れ(負担が少ない金額)であったとしても、「返済」をしっかりと意識してから申込みをしないといけません。私の様に、その時の状況を解決するためだけに安易な利用をしてしまうと、気付いた時には「何もできない状態」になっていることがあることを覚えて置いて欲しいと思います。