遊ぶ金欲しさでカードローンに・・・
カードローンを利用するきっかけは人によって様々あるでしょうが、私の場合は「遊ぶ金欲しさ」でした。

今にして思えば非常に愚かな理由で借金をしてしまった訳ですが、その当時は「このお金で安心して遊べる」としか思っていませんでした。

「借金をする」と言うことを軽く考えていた結果、完済するまでに大変な苦労をすることになってしまいましたが、その経験があったからこそ「お金」というものに対して真摯に向き合えるようになった気がします。

決していい経験ではなかったかもしれませんが、「私が賢く生きるための糧」としては非常に意味があったのではないかと思います。もしも、この記事を見た人の中に一人でも参考になることがあれば幸いです。

きっかけは「ギャンブル」

私が最初にカードローンを利用したのは20歳の頃でした。専門学校を卒業した後、業界では超有名な企業に就職することが出来たこともあってか、当時の収入はそれなりにありました。と言っても新卒ですから50万も60万ももらっていたわけではありませんが、同年代の中では比較的高い方の部類でした。

その結果、「それまで通りの生活ではお金が余る状態」になってしまい、気持ちが大きくなって浪費が激しくなっていきました。

連日連夜、友人や同僚と一緒に街へ繰り出して遊び、休日は趣味を思いっきり楽しむと言う生活をしていました。

とは言え、この程度であればまだお金が足りなくなるようなことも無かったのですが、その内友人などの誘いに乗って「ギャンブル」を始めてしまいました。

私はこれまでギャンブルに対しては一切興味が無く、唯一経験があったのは「競馬」でした。賭けたいと言う欲求があって競馬をしたことがある訳では無く、たまたま親戚にその関係の仕事の人が多かったので興味本位で経験したと言うだけのの話です。

なので、ほぼギャンブル未経験の状態だったのですが、いわゆる「ビギナーズラック」で大勝利を収めてしまったことが最大の要因となり、最初は誘われなければしなかったのですがその後はギャンブルにどっぷりとハマってしまうことになりました。

ギャンブルで勝つ→負ける→勝つ→負ける→負ける→・・・

私がはまったのは「スロット」でした。人によってハマるものは違うでしょうし、何より「勝っている人(プロ)が居る」ということも知っていたので自分も何とかなるのではないかと思っていました。

しかし、当然と言えば当然ですが「勝つこともあれば負けることもある」という結果になり、収支はどんどんマイナス方向に進んでいきました。

最初の内は1万円も使うとお金を使うのが怖くなってしまっていたのですが、その感覚が次第にマヒしていって1日に10万円使ってしまうことも出てきました。

当たり前ですが、1日に10万円も使ってしまえばその日は勝てる可能性がほとんどなくなってしまいますから、良くても5万円程度は負けてしまうことが多くなります。

そんな当たり前のことを理解できていない訳では無いのですが、何度か経験している「大勝利の感覚」に期待して「もしかしたら、なんとかなる、奇跡よ起これ」などと深追いして致命傷になってしまいます。

そんな中、私は「パチンコ屋で財布を無くす」という愚行を起こしてしまいます。ギャンブルをやりに言っている以上はそれなりの金額を財布に入れていることは想像に容易いのですが、その時は遊ぶためのお金だけでなく「ATMから預金を全て下ろしてきた直後」で大金が入っていました。

生活費を捻出するためにカードローンを申し込んだ

給料その他を含めてお金を無くしてしまった私は、その事実を周囲に打ち明けることが出来ずに「カードローン」を利用すると言う決断をします。

当時、カードローンの金利は30%近く、取り立てなどの関する悪評も多くあったのですが「一番簡単に大金を準備できる方法だ」と考え、それらのリスクを負ってもその場を凌ぐためのお金を準備したいと考えていました。

幸いにも収入は安定していましたから、難無くカードローン審査をクリアすることが出来ました。初回に割り当てられた上限金額は50万円で、それだけのお金があれば次の給料日まで生活することは簡単でした。

そこで、最低限度必要になるであろう10万円を借入れ、後は使わないようにしようと思いながら日々を進めていきました。

ところが、しばらくすると「スロットを打ちたい」という欲求がこみ上げてきました。この時点では自分のお金はほぼ1円も持っていない状態でしたが、「借りれば良い」という考えが過ぎりました。

当たり前ですがその判断は間違いなわけですが、「勝てば返済できるから大丈夫」などと根拠のない自信を持って借入れをしてしまいました。

一度やってしまえば後はなし崩し的に進んでしまい、私は頻繁に借入れ→ギャンブルというお金の使い方をしてしまった結果、あっという間に融資上限まで達してしまいました。

完済期間は5年、だが実質は2年

私は毎月の返済を出来るだけ少なくしようと考えていて、「最低返済金額のみ返済する」と言う方法で利用していました。

最低返済金額を返済出来ていれば督促などが来ることも無いので安心して利用できますが、問題は「元金が減らないこと」です。

借金を完済するためには元金を全て減らして0円(無利息残債を含む)にする必要がある訳ですから、毎月いくら返済しているかということよりも「毎月元金がいくら減っているのか」の方が重要です。

私は最低金額のみの返済でしたから、元金は毎月3000円位しか減りませんでした。

それに気づかず返済をしていましたが、途中で新たに借入れをすることもあったので数年間を経てほとんど残債が変わらない状況でした。

毎月の返済自体が大変だと言うことではなかったものの、ギャンブルで負けてまた遊技するために借りると言う癖がついてしまい、借入れの機会が増えていきました。

私が本格的に返済を始めたのは3年ほどが過ぎた頃でした。「借金を返済するためにはどうしたら良いのか」と言うことを本気で考えてみると、少なくともそれまで通りの利用方法では無理だと言うことは分かります。

では、どうすれば完済に近付けるのかと言うことを考えていくと「毎月の返済金額を増やすこと」が最も確実な方法でした。

ボーナスを利用して瞬間的に大きな返済をすると言う方法もあるでしょうから、それが可能な人はそれでも良いと思います。