マンションの修繕費用をカードローンで借りました

一昨年の2015年、私は築23年が経過する分譲の中古マンションを購入しました。広さは75平方メートル、間取りは3LDKで、価格は2500万円でした。築年数はかなり経過しており、売主からは数年以内に2回目の大規模修繕が実施されると思うと通告されたうえで、購入しました。

私は念のため、売主からマンションの管理組合の決算内容や、長期修繕計画などをチェックしたのですが、予算面では間に合っているはずだと言われて、その言葉を信じてマンションを購入しました。

ちなみに、このマンションで管理組合に毎月支払う管理費は12000円で、修繕積立金は5300円となっていました。

大規模修繕が実施されることになり、追加費用が必要となりました

2015年にマンションを購入したときに、売主から通告があったとおり、翌年の2016年にはマンションの管理組合の臨時総会で大規模修繕工事を行いたいという提案が出されることになりました。臨時総会が開催される1週間前に、あらかじめ臨時総会の議案や内容が配布されてきたのですが、驚くべきことに大規模修繕工事を実施するにあたっては、予算不足が明確となったため、1戸あたり約100万円の臨時拠出が必要と書かれていたのです。

私は、長期修繕計画が策定されており、その予算内で済むはずだと思ってこのマンションを購入したのです。あまりに理不尽だと思い、臨時総会には必ず出席して、反対論をぶちあげようと思いました。

そして臨時総会に出席したのですが、住人のうち所有者の9割が参加していました。ピリピリした雰囲気のなか、臨時総会が始まりました。議案はひとつだけです。大規模修繕工事の実施についてでした。まず、新築分譲当時から住んでいる所有者が、発言しました。いったいなぜ1戸あたり100万円の臨時拠出が必要となったのか、理由を知りたいと発言したのです。

管理組合の理事からは、次のような説明がありました。近年の建設業界の異例の好景気が影響して、資材費や建設業界の人件費が異例の高騰を続けており、とても予算内では大規模修繕を実施できないと回答がありました。そして、マンションの現状では、一部建築基準法に違反する部分もあるため、大規模修繕工事は実施せざるをえないとも説明がありました。

臨時拠出金を銀行のカードローンで借りることにしました

マンション管理組合の理事や、マンション管理会社の社員からの説明により、1戸あたりの臨時拠出金100万円も含めて大規模修繕工事を実施するための議案が採決された結果、70%の賛成で可決されました。私も仕方なく賛成しました。私は新築分譲マンションと比べれば安い価格でマンションを手に入れましたので、100万円の追加出費は仕方ないと考えることにしたのです。

しかし、前年にマンションを購入したばかりのため、手元には貯金がほとんど残っていません。すべての貯金を吐き出してしまうと、家族に何か緊急事態が発生したときに困ります。ですから、今回のマンションの大規模修繕費用については、住宅ローンを借りている銀行から借金をすることにしました。

そして、時間を見つけて銀行の支店に出向いて、カードローンの申し込みをしました。はじめは、目的ローンのようなものを利用できて借入金利を抑制できると思ったのですが、カードローンとフリーローンではほとんど金利は変わらないと説明を受け、カードローンで借りることにしたのです。

住宅ローンを借りている銀行でも、あらためて自分の勤務先や年収、勤続年数などを申告し、この銀行から約2000万円の住宅ローンを借りていることも申告しました。そのうえで審査を受けましたが、カードローンを申し込んでから3日後には審査を通過した旨の連絡をもらうことができました。そして、さらに1週間後には借入契約手続きも完了し、100万円を借りることができたのです。

現在も、カードローンを返済中です。

100万円を借りることができ、マンションの管理組合に臨時拠出金として支払うことができましたが、新たな借金ができてしまいました。このカードローンは、債務残高に応じてリボルビング払い方式で返済する必要があるため、当面は毎月2万円を返済する必要があります。

ただし、住宅ローンの返済額が、毎月約65000円で済んでいますので、カードローンの返済を加えても、毎月約85000円で済みます。日々の生活が苦しくなるわけではありませんから、やはり銀行のカードローンを利用することができて良かったと思っています。

2015年の住宅ローン利用、そして今回のカードローン利用を通じて思ったのは、自分のメインバンクを作っておくことは大切なことだと感じた点です。預金もこの銀行に預けていますし、給料の振り込みや、公共料金の引き落としもこの銀行口座です。クレジットカードもこの銀行で作りました。メインバンクがあることで、緊急事態にはカードローンでお金を無担保でも貸してくれるのだと思いました。

また、マンションの大規模修繕が実施されたほうが、マンションとしての資産価値は維持されると思います。それに、鉄筋コンクリート造のマンションの法定耐用年数は47年とされていますが、定期的に大規模修繕を実施することによって築60年になっても生活していくことは可能だと思うのです。