緊張のカードローン申込み

私が最近カードローンを利用した時の体験談です。カードローンは利用したことがないわけでもないのですが、今回の申込みに関しては特に急を要するものでしたので、印象に強く残っています。

いざという時こそ、しっかり確認し、誤りなく事を進める。これは非常に大事なことです。しかしながら、私の頭の中は焦りと不安で支配されていたため、くだらないミスで更に不安を煽られることになってしまったのです。

そもそも、借入を行う事となったキッカケも反省すべきところが多いのですが、焦ると周りが見えなくなる私の性格は特に反省しなければいけないと思わされた、そんな一日についてお話させていただきます。

私がカードローンを申し込んだキッカケ

私は元々、FXや株取引などに興味があり、普段からチャートとにらめっこしているような日々を送っていました。

損する日もあれば儲かる時もありましたが、基本的には自分の余裕資金内で取引をしていたので、勝ちが続いて余裕が出た翌月は少し高い食事など楽しむ程度だったのですが、ある日から少しずつ損益のバランスが崩れることとなります。

日本の政策が変わった直後、私は大きく利益を上げられたことがありました。
それがキッカケとなり、欲が出始めた私の取引は、気付けばほとんどギャンブルと変わらない取引となっていったのです。
いつしか貯金は底をつき、挙げ句の果てに、家族で住んでいたマンションの家賃さえ滞納するようになりました。
更に最悪なことに、次月は借りていた部屋の更新月だった事も直前に気付いたのです。

預金口座は0円。家賃の滞納額と更新料を合わせた額は40万円でした。
無い袖は振れませんので、恥を忍んで更新料を待って欲しいという事と滞納家賃は分割で支払うという事をマンションの管理会社に相談したのです。

しかし、管理会社からはアッサリNOの返答が返ってきました。
何の根拠もなく「まぁ大丈夫だろう」と高を括っていた私は、その時点で一気に状況のマズさを思い知らされたのです。
今までこんなに追い詰められたことはなかったですし、家族や保証人になってくれていた仲のいい親戚にバレるのも非常にまずい事でした。
大して金策の経験のない私は、もうこうなると「お金を借りる」ということしか思いつきませませんでした。

こんな私でも長所だと思っているのが、行動力です。すぐに消費者金融や銀行のカードローンについて調べ始めたのでした。

とにかく早く手元に欲しい40万円!

管理会社の人も鬼では無いので、すぐに出て行けとは言いませんでした。

「更新をするなら書類を先に送って欲しい。滞納分などの支払いができないようなら振込期日中までに連絡をくれれば良い。」なんて事を言ってくれてはいましたが、お金を借りる他に金策をする術はありません。
日数もあまり残っておらず、とにかく何でもいいから早く手元にお金を作りたい一心でした。

色々と調べた結果、私にベストな金融機関が見つかりました。それは銀行系のカードローンでした。

その銀行は審査が非常に早いとの口コミが多く、審査さえ通ってしまえば即日に振り込みでの融資を受けられるという内容があちらこちらのサイトで見受けられました。

逆に今度は私の短所です。「これだ!」と思ったら猪突猛進。注意すべき事の確認をせずに、慎重さのかけた行動をとってしまうのです。

一刻も早く問題を解決したい私は、その銀行のHPからネットで申込みました。氏名、住所、電話番号、勤務先、希望借入額と様々な情報を次々に打ち込み、そのまま申込ボタンをクリック。後は、審査が下りるのを待つだけでした。

申込をしたのはお昼頃でしたが、その日は仕事が休みだったので審査が終わるのをヤキモキして待っていました。そして申込から2時間ほどたった頃、私の携帯が鳴りました。相手は申込みをした銀行からで、もうすぐ3時になろうかというところでした。

私には自信がありました。何せ、それまでお金を借りた事はありましたが、全て完済していましたし、滞納もなかったからです。

しかし、信用情報の自信だけで私は申し込み内容をロクに確認もせずに申込情報を送信してしまっていたことにその時はまだ気づいていませんでした。

担当者の淡々とした事務手続きと意外な提案

「恐れ入りますが、申込内容のご住所と、本人確認書類のご住所が一致しないようですが?」

寝耳に水のような返答でした。しかし画像で送った保険証を確認した時、保険証の裏書に現住所が書かれている事を思い出したのです。慌てて住所の変更があったことを申し出て、保険証の裏の画像も別途送信することになりました。

しかし、住所の件が終わった後、再び銀行の担当者から連絡が入ります。

「ご勤務先へ在籍確認の連絡をさせていただきましたが、部外者へは答えられないとの返答でした。」

私は派遣社員でしたので、出向先、出向元の連絡先を記載したまではいいものの、正社員ではない事で在籍確認が難しい立場だったのです。この時こそ「もうダメだ」と思いました。

カードローンの申込み前に調べた情報では、審査時の在籍確認は非常に重要な事であるとの情報が多く、これができないのではお金を借りる事は不可能だと思ったのです。仕方なく、ローンの担当者に事情を伝えたところ、どういうわけかこんな提案をしてくれました。

「派遣社員という事であれば、お客様のご担当者様がいらっしゃると思うのですが、その方への直通の電話番号などご存知でしょうか?そちらにご連絡させていただいても宜しければ、云々…」

その時、少し光が見えたような気がしました。

それからおおよそ20~30分後、言葉にはできないほどの安堵感を得られる事となります。

私は会社の担当者に在籍確認の連絡がいく事を伝え、すぐにカードローンの担当者へ連絡をして在籍確認の依頼をしました。その後ようやくカードローン担当者より審査の承認がおりたとの連絡が入ったのでした。

銀行系カードローンでよかったと思った瞬間

審査が終わり、私は無事、必要なお金を用意できる事となったのですが、心配だったのは借入方法でした。振り込み融資を受けるにしても、もう3時を過ぎていたのです。

ここで私が想像したのは「振り込み融資ができないなら、カードローン専用カードが後日郵送で送られてくるのを待たなければいけない」というシナリオでした。

しかし、その心配もすぐに解消されます。私はその銀行の預金口座も開設していたのですが、ほとんど利用しておらず、預金口座のキャッシュカードだけを持っていました。実はそのキャッシュカードがそのままローンカードとして利用できるという事を、手続の担当者が教えてくれたのです!

こうして無事、必要だった40万円を用意する事ができた私でしたが、もう二度とこんな経験したくないと思っています。焦りから色々なミスを犯し、確認すべきものが見えなくなっていたことが原因で、余計な心配事が増えた上に時間も無駄に消費してしまいました。