エステのためにキャッシング

幼いころから敏感肌でした。特に顔の肌は敏感で、ほんの些細なことが原因で皮膚がめくれるほど肌が荒れることがコンプレックスでした。社会人になって1年目、コンプレックスを克服し自分に自信を得るためにエステに通う決断をしました。

当時は一人暮らしを始めたばかり。収入もわずかで、毎月の家賃と光熱費を払うのがやっとの生活で、自由になるお金はほんのわずかでした。当然エステに通うお金はありませんでしたが、自分に自信を得るという目的のため、どうしてもエステに通いたくて人生で初めてキャッシングを利用して費用を工面しました。その時の体験談です。

費用よりもコンプレックスを克服したい。

幼い頃から敏感肌で、ストレスや環境の変化など、些細なことが原因で肌荒れがひどくなりました。特に顔の肌荒れはコンプレックスでした。もっとも辛かったのは中学生の頃です。顔の皮膚がはがれ机に落ちていることを同級生にからかわれたのです。それからいつの間にか内気な性格になり、誰かと一緒にいることも、一人で店にはいることもできませんでした。

なんとか就職し社会人になったものの、相変わらずの肌荒れのひどさから、化粧をしてもファンデーションが崩れることがほとんどで、鏡を見るたびに写るファンデーションの崩れたお化けのような自分の顔が、周囲からどのように見られているのかを考えると、自然と同僚からのお誘いなどから遠ざかり、ますます内気な性格に拍車がかかりました。なんとか自分を変えたいと考えていたところ出会ったのがエステでした。

雑誌の記事で、肌荒れ専門のエステが紹介されていたのです。記事だけを読み迷うことなく通うことを決断しました。正直その時は必要となる費用のことは深く考えていませんでした。とにかく肌荒れを改善することでコンプレックスを克服できる。自分に自信が持てると考えていたのです。

その後1年ほどが過ぎた頃には、貯金も底をつき、クレジットカードも限度額いっぱいに利用し、翌月の支払に困るようになっていました。原因は毎月支払う多額のエステ費用だと分かっていましたが、それでもエステに通うことを辞めるという選択肢は私にはありませんでした。

お金を工面するため、最後の手段として頼ったのが消費者金融でした。

借金から生活苦に、そして借りるということを勉強し生活再建へ 

人生で初めて消費者金融を利用することを決めた私ですが、借入に対する知識もなかったので月々の返済金額や金利など、他社と比較することもなく単純にテレビでCMしている消費者金融を選びました。申し込んだその日に、80万円を18%で借入することができ、お金の工面ができたと安心したのを覚えています。

しかし借入後も生活が変わることはなく、給与はエステの費用に使い、借入をして生活費を工面するという歪んだ生活が当たり前になっていました。毎月返済した後すぐに借入をするので元金が減ることもなく、すぐにお金に困るようになりました。

新たな借入も考えましたが、総量規制の関係からできませんでした。その時はじめて総量規制という言葉を知ると同時に、お金を借りるということを考えさせられました。完済するまでの道のりを初めて考えた時でした。

それから借入について勉強していくうちに、銀行カードローンは総量規制対象外だということを知りました。いくつかの銀行カードローンを比較した結果、毎月の返済額も抑えられ、金利も低く設定されているので無理なく完済を目指すことができそうだと思った銀行に申し込む決断をしました。

既にクレジットカードや消費者金融で借入をしていたので審査に通るかがとても不安でしたが、希望の金額には届きませんでしたが30万を14.6%の金利で借入することができました。それをきっかけに、毎月の収支を見直し完済に向けて動きました。

もちろんエステを完全に辞めることはありませんでしたが、ある程度肌も改善していたので、毎月5回から4回、そして2回へと通う回数を減らしていきました。そして最終的には完済することができました。

キャッシングのおかげでコンプレックスを克服!後悔は無し。

完済から現在に至るまでエステに通うことは辞めていません。何も知らない人からみると、借金してまでエステに通うことは馬鹿げていると思う人がほとんどかもしれません。

けれど、幼い頃からからかいの対象となり、コンプレックスを抱えた私は、とにかく自分が大嫌いでした。自分を変えたい。一人で堂々と周りの視線を気にせず行動したいと強く思っていました。自分が内気な性格なのも、全ての元凶は肌荒れにあると思っていたのです。

エステに通い、肌が改善されていくと自分の世界が明るくなるように感じました。いつの間にかファンデーションが崩れることがなくなっていることに気づいたときは、涙がでるほど嬉しかったです。

常に下を向いて行動していた私ですが、自然と前を向いて歩くことが出来るようになっていました。友人や同僚からのお誘いも断ることがなくなり、知り合いも増えました。知り合いが増えた分、自分の世界が広がったのです。これも全てエステのおかげです。

さほど収入がない20代前半という年齢でエステに通うためには借入しなければ無理でした。けれど私には、20代前半というあの年齢が大事だったと思います。おそらく、収入が増えた30代にエステに通い肌が改善しても今の知り合いに会うきっかけや、楽しみを得るこをは難しかっただろうと思います。

人生は1度しかありません。借入をしてでも、その時その年齢にエステに通いコンプレックスを克服できたからこそ今の私があります。無理もしましたが、大嫌いな自分から大好きな自分になれました。借入してよかったと思っています。