カードローンの返済方法を解説!

すでにカードローンをご利用になっている人はもちろん、これからカードローンを利用しようとしている人、どちらにとっても、きちんと返済方法は理解しておきたいですよね。ローン会社のHPを見ても、どこも同じようなことが書いてあって難しいと感じている方は多いと思います。でもこういった事は家族や友人などには相談しづらいもの。

借りたお金(借金)を「分割して支払う」のはわかるけど、「元利定額リボルビング式」「定額スライド方式」など難しい単語が並ぶと、もうわけが分からない…。(しかも小さい字で書いてある文章がさらに不安を煽ります。さらには金利が幾らになるのかも、分かりません。)

ここではまずカードローンの返済方式をザックリ理解するために、代表的な返済方式である「分割払い」「リボルビング(リボ)払い」について説明したいと思います。

「分割払い」と「リボルビング払い」の基本

分割払いとリボ払いで異なるのは「毎月の支払額」と「支払い回数」です。表にまとめるとこのようになります。

理解しておきたいポイントとしては、何を「固定」するのか?ということです。
分割払いは「支払い回数」を固定、リボ払いは「支払い金額」を固定します。

30万円をカードローンで借りたとしたときの、分割払いとリボ払いの違いについて、例を示します。
ここではわかりやすくするため利息はゼロと仮定します。(金利が0%ということはありませんから・・・)

分割払い リボルビング(リボ)払い
毎月の支払額 利用金額・支払回数によって変わる 固定
支払回数 固定(借りたときに決める) 利用金額によって変わる

分割払いのイメージ

まず支払回数を決めます。例えば3回であれば、毎月10万円を返済し、3ヶ月で返済が終わります。
分割払いの返済イメージ

リボルビング払いのイメージ

まず毎月に支払う金額を決めます。例えば毎月10万円支払うと決めたら、3ヶ月かけて30万を返済します。
リボルビング払いの支払いイメージ

どちらのケースでも結果的に30万円を3ヶ月かけて返済したことに変わりはありませんが、最初に決めるのが「支払回数」なのか「支払金額」なのかという違いをまずは理解してください。

複数のローンを組んだ場合の分割払いとリボ払いの違い

先ほどの例のように、30万円を毎月10万円ずつ3回で返すのであれば、分割払いで「支払い回数」を3回に固定するか、リボ払いで「支払い金額」を10万円に固定すればどちらも違いは無いように思えますよね。
分割払いとリボ払いの大きな違いは、ローン返済中にさらにローンを組んだ場合にあります。

例えば、30万円を借りた翌月にさらに20万円を借りた場合の、それぞれの返済イメージの違いを説明します(ここでも利息はゼロとします)。

分割払いの返済イメージ

分割払いでは借り入れの際に支払回数を決めなければなりません。ここでは20万円を4回払いで借りたと想定します。

分割払いではそれぞれの借り入れと返済回数は独立したものとして考えられます。つまり、最初に借りた「30万円3回払い」と翌月に借りた「20万円4回払い」はそれぞれ別の契約ですので、下図のように月々の返済額が一定にはなりません。(当然といえば当然ですね。)
追加で借り入れた場合の分割払いの返済イメージ

リボルビング払いの返済イメージ

一方リボルビング払いでは借入限度額内であれば、何回借り入れを行っても、毎月支払う金額は一定になります。今回のケースでは、最初に借りた30万円と翌月に借りた20万円、計50万円を毎月10万円ずつ返済していくことになります。
追加で借り入れた場合のリボ払いの返済イメージ

複数回の借り入れをしても毎月の支払い額が一定なことから、返済の計画が立てやすいのがリボ払いの大きな特徴です。なお、現在大多数のカードローンはこのリボルビング方式を採用しています。

返済元金と支払利息

ここまで利息を考えずに説明をしてきましたが、現実世界ではお金を借りたら「借入金額+利息」を返さなければいけません。少し専門的な用語になってしまいますが、実際に借りたお金のことを「返済元金」といいます。そして「返済元金」に対して利率に基づく「支払利息(手数料)」が発生します。

例えば下図のように、分割払いでは毎月一定の返済元金と利息を指定の回数支払います。
分割払いの場合の支払利息

ここからは利息を考慮しながら、大多数のカードローンで採用されているリボルビング方式を前提に解説していきます。選択する方式によって、同じ返済元金・利率であっても、返済期間や毎月の返済額、さらには総返済額までもが変わってきます

リボルビング方式の種類

リボルビング方式は大きく4つに分けることができます。まずはそれぞれの返済方式の名前を見てみましょう。

  • 元利定額リボルビング方式
  • 元金定額リボルビング方式
  • 元利定率リボルビング方式
  • 元金定率リボルビング方式

急に難しくなってきましたね・・・。

「元金方式/元利方式」「定額方式/定率方式」の組み合わせでそれぞれ返済方式が異なってくるのですが、まずはそれぞれの意味を理解しましょう。

元利方式/元金方式について

■元利方式
元利方式は毎月の返済金額の中に利息を含む方式です。例えば毎月の支払い額が5万円だった場合、5万円-利息が元金返済に充てられます。

■元金方式
元金方式は毎月の返済金額+利息を支払う方式です。例えば毎月の支払い額が5万円だった場合、5万円+利息を毎月支払うことになります。この場合5万円全てが元金返済に充てられます。

定額方式/定率方式について

■定額方式
定額方式は毎月の支払い金額を5万円、などの金額で示す方式です。

■定率方式
定率方式は毎月の支払金額を借り入れ残高の10%、のように割合で決める方式です。

ここでは多くのカードローンで採用されている返済方式である
・元利定額リボルビング方式
・元金定額リボルビング方式
について解説します。

※下記については採用している企業が少なく、また計算が複雑なためここでは省略します。
・元利定率リボルビング方式
・元金定率リボルビング方式

元利定額リボルビング方式での支払いイメージ

元利定額リボルビング方式は「定額方式」なので、毎月の返済額を「5万円」のように決めます。
さらに「元利方式」なので5万円の中に支払利息が含まれる形となります。この方式では毎月支払う金額は一定(5万円)となります。

元利定額リボルビング方式

こちらの方式では毎月の返済額が一定のため、この後に解説する元金定額リボルビング方式よりも無理なく返済ができますが、元金の減るスピードが遅いため返済が長引き、その結果支払う利息の合計も多くなります。

元金定額リボルビング方式の支払いイメージ

元金定額リボルビング方式も「定額方式」なので、毎月の返済額を「5万円」のように決めるところまでは一緒ですが、「元金方式」のため、5万円+利息が返済金額となります。返済元金の減少にともなって毎月の支払金額は減少していくのが特徴です。
顔筋低学リボルビング方式

先ほど紹介した元利定額リボルビング方式と比較すると、こちらの方式では毎月の返済元金を定額で支払っていくため返済元金の減りが早く、返済期間は短くなり支払う利息の総額も少なくなるのが特徴です。
返済開始時は返済額が大きくなってしまいますが、その分総支払い額を抑えることができます。

残高スライドリボルビング方式での支払いイメージ

代表的なリボルビング方式について説明をしてきましたが、もう一つ、多数のカードローンで採用されている「残高スライドリボルビング」という方式を紹介致します。
残高スライドとは、返済残高に合わせて毎月の最低支払額が変わるしくみです。

下記のように、現在の返済残高に応じて支払額がスライドしていくイメージです。

返済残高 毎月の最低ご返済額
1~100,000円 3,000円
100,001~200,000円 5,000円
200,001~300,000円 7,000円
300,001~400,000円 9,000円
400,001~500,000円 12,000円
500,001~600,000円 15,000円
600,001~700,000円 18,000円
700,001~800,000円 20,000円
800,001~900,000円 23,000円
900,001~999,999円 25,000円

※新生銀行 レイク(http://lake.jp/repayment/selection.asp)より引用

残高スライドリボルビング方式では借りる金額によって月々の最低返済額が変わるため、少額の借入であれば月々の返済が少なく済むなど、利用者にとってメリットがある場合もあります。
しかし、これは返済元金に充てられる金額が常に少ない状態ともいえますので、なかなか返済元金が減らずに返済期間が伸び、支払利息が増えるということでもあります。

残高スライド方式のカードローンを契約する場合は、あくまで「最低返済額」であることを意識して、お金に余裕のあるときは繰り上げ返済をするよう意識しましょう。
また、上記表で示した残高スライドの金額はカードローン会社によって異なります。自分の借りたい金額と各社の金利表を照らし合わせながら自分にあったカードローンを選びましょう。

カードローン返済方式のまとめ

カードローンの代表的な返済方式を説明しましたが、どの方式が適しているかというのは生活スタイルによって変わってきます。

返済方法を気にせずに借りてしまってから後悔することの無いよう、返済方式を理解して納得したうえで自分に合ったカードローンを選びたいですね。