借り換えカードローン
カードローンを初めて利用した方の中には、あまり金利のことや返済方式などを考えずに知名度などで選んでしまうことも多いのではないでしょうか。急ぎでお金が必要な場合などはじっくり比較検討している時間的な余裕もないので、しょうがない部分もあるとおもいます。

ですが、いざ返済が始まると、借りる前にはそこまで意識していなかった金利や返済額が気になり始めるものです。インターネットなどで調べてみると、自分の利用しているカードローンより金利の低いものを見つけてしまったり、「借り換え・おまとめ」のようなサービスが気になったり、「借りる時もっときちんと検討していれば・・・」と後悔している方もいると思います。

今回はこういった方々に向けて、金利や総返済額を下げるための借り換えカードローンをご紹介します。本記事が毎月の支払に苦しんでいる方々が少しでも楽になるよう、なるべくわかりやすく解説いたします。

また、場合によっては「借り換え前のほうが楽だった・・・」ということになることもあります。ここではそういった借り換えに関する注意点もご紹介します。

借り換えローンの基礎知識

まず、借り換えローンを一言で説明すると、「金利の高いA社の借金を金利の低いB社からの借金で一括返済する」ということです。こう聞くと二重の借金自転車操業のように思う方も多いと思いますが、決してそのようなことはありませんのでご安心ください。借り換えの目的で借りたB社からのお金を速やかにA社の完済に充てさえすれば、金利の低いB社との契約のみが残りますので、あとはB社の借入を計画的に返済していけば良いのです。

メリットは何といっても金利が下がること

借り換えの最大のメリットは金利が下がることです(金利の低い業者に借り換えるから当然ですが)。もし毎月利息を5000円払っている人が、金利が下がることによって4000円で済むようになった場合、月々の返済額を変えなければ1000円多く元金の返済に充てることができます。すると、借り換え前よりも早く支払元金が減っていくため、完済までの時間が短くなります。

よって、いかに現在借りているカードローン業者よりも金利の低い業者を探すか、ということが重要になってきます。

銀行・消費者金融ともに借り換えローンを扱っていますが、一番メリットが大きいのは金利の高い消費者金融から金利の低い銀行カードローンへ借り換える場合です。例えば50万を借り、毎月2万円を返済する場合に金利18%の消費者金融と14%の銀行カードローンで返済シミュレーションをしてみたのが下の表です。(いずれも返済方式は同様とします)

18%の場合 14%の場合
回数 返済額 元金 利息 残高 回数 返済額 元金 利息 残高
1 20,000 12,500 7,500 487,500 1 20,000 14,167 5,833 485,833
2 20,000 12,688 7,312 474,812 2 20,000 14,332 5,668 471,501
3 20,000 12,878 7,122 461,934 3 20,000 14,500 5,500 457,001
4 20,000 13,071 6,929 448,863 4 20,000 14,669 5,331 442,332
5 20,000 13,268 6,732 435,595 5 20,000 14,840 5,160 427,492
6 20,000 13,467 6,533 422,128 6 20,000 15,013 4,987 412,479
7 20,000 13,669 6,331 408,459 7 20,000 15,188 4,812 397,291
8 20,000 13,874 6,126 394,585 8 20,000 15,365 4,635 381,926
9 20,000 14,082 5,918 380,503 9 20,000 15,545 4,455 366,381
10 20,000 14,293 5,707 366,210 10 20,000 15,726 4,274 350,655
11 20,000 14,507 5,493 351,703 11 20,000 15,910 4,090 334,745
12 20,000 14,725 5,275 336,978 12 20,000 16,095 3,905 318,650
13 20,000 14,946 5,054 322,032 13 20,000 16,283 3,717 302,367
14 20,000 15,170 4,830 306,862 14 20,000 16,473 3,527 285,894
15 20,000 15,398 4,602 291,464 15 20,000 16,665 3,335 269,229
16 20,000 15,629 4,371 275,835 16 20,000 16,859 3,141 252,370
17 20,000 15,863 4,137 259,972 17 20,000 17,056 2,944 235,314
18 20,000 16,101 3,899 243,871 18 20,000 17,255 2,745 218,059
19 20,000 16,342 3,658 227,529 19 20,000 17,456 2,544 200,603
20 20,000 16,588 3,412 210,941 20 20,000 17,660 2,340 182,943
21 20,000 16,836 3,164 194,105 21 20,000 17,866 2,134 165,077
22 20,000 17,089 2,911 177,016 22 20,000 18,075 1,925 147,002
23 20,000 17,345 2,655 159,671 23 20,000 18,285 1,715 128,717
24 20,000 17,605 2,395 142,066 24 20,000 18,499 1,501 110,218
25 20,000 17,870 2,130 124,196 25 20,000 18,715 1,285 91,503
26 20,000 18,138 1,862 106,058 26 20,000 18,933 1,067 72,570
27 20,000 18,410 1,590 87,648 27 20,000 19,154 846 53,416
28 20,000 18,686 1,314 68,962 28 20,000 19,377 623 34,039
29 20,000 18,966 1,034 49,996 29 20,000 19,603 397 14,436
30 20,000 19,251 749 30,745 30 14,604 14,436 168 0
31 20,000 19,539 461 11,206
32 11,374 11,206 168 0
累計 631,374 500,000 131,374 0 累計 594,604 500,000 94,604 0

金利(年利)が18%の場合は完済まで32ヶ月かかるのに対し、14%の場合は30ヶ月で完済します。18%と比べると2ヶ月早く返済が終わることになります。さらに、支払利息も約36000円安くなります。これは現在カードローンを契約している方にとっては大きな差ではないでしょうか。

借り換えローンの流れ

借り換えの流れとしては冒頭で説明した通り、現在借金をしている業者よりも金利の低い業者からお金を借りて、現在の借金を一括返済します。金利の低い借り換え先の業者にて新規のカードローンを契約することになりますので、必要書類の準備や審査・在籍確認など、流れとしては新規のカードローン契約と同様です。

別の記事でも触れていますが、他社からの借入状況や年収、勤続年数など、くれぐれも虚偽の記載をすることのないようにしましょう。うっかりミスであっても虚偽記載に変わりはありませんので、ご自身の属性情報は予め把握しておきましょう。

無事審査が通過し、お金が入金されたら速やかに現在の業者の返済へ充てましょう。当然ですが返済以外に使ってはいけません!実際に借り換え目的でお金を借りたのに、別の目的でお金を使ってしまうケースは意外と多いようです。借り換え先の業者にもよりますが、最悪の場合、借り換え先からの一括返済を求められる原因にもなりますので、借りたお金は必ず全てを返済に充てるようにしましょう

借り換えカードローンで注意したいポイント

金利が下がり、返済期間も減るなどメリットが多いカードローンの借り換えですが、注意したいポイントもあります。

例えば借り換え先の返済や借入方法についてです。借り換え前の業者が大手消費者金融であれば、コンビニや銀行などと提携しているため、返済の際に不便なことはないと思いますが、借り換え先によっては自社のATMしか対応していなかったり、新たな借入の際に振込先が自社の口座のみに限定されていたりする場合があります。ATM手数料も業者によってまちまちなのでこちらもチェックしておきたいポイントです。

金利は下がったものの、不便になってしまった・・・ということの無いように、面倒ではありますが借り換え先の業者が自分にとって不便な点が無いか調べるようにしましょう。

まとめ

カードローンの借り換えにはほとんどメリットしか無いと言っても過言ではありませんが、借り換え先を金利だけで選んでしまうと思わぬところで不便・不満が生じてしまうこともあります。不便だからといって借り換え先を簡単に変えることはできません。これから長く付き合っていくカードローン業者ですので、借り換え先の情報はきちんと調べるようにしましょう。