巷でよく耳にするブラックリスト。ブラックリストって本当に実在するの?一度でも返済が遅れたらブラックリストに載ってしまう!?など、いろいろな噂が飛び交っています。
今回は、そんな疑問にお答えするべく、信用情報機関について解説します。

ブラックリストは実在する!?

巷でいわれるようなブラックリストは存在しません。でも実は、ブラックリストに近いものは実在します。
それが、指定信用情報機関が保管している、個人の信用情報です。

信用情報機関に登録されている信用情報は、だいたい下記のような内容です。

個人を特定するための情報

名前や生年月日などの他、勤務先の情報や、免許証の登録番号など本人確認書類の番号も登録されています。

個人の借入履歴等

クレジットやカードローンなどの契約履歴や、いくら借りていていくら残高があるのか等の返済状況についての情報、クレジットカードの残高等はもちろんのこと延滞や任意整理などの事故情報等も登録されています。

加盟会社による信用情報の使用履歴

カードーローンやクレジットを新たに申し込む場合に、カード会社が信用情報を閲覧した履歴です。
この件数が短期間に多いと、短期間で何度も借金を申し込んだとみなされ、借り逃げの可能性ありとみなされてしまい、審査が通らないこともあります!
使用履歴は6か月間保存されるので、一度審査に落ちてしまったらすこし間を開けたほうがいいかもしれません。

信用情報機関とは?

上記のような個人の信用情報を保管している機関を信用情報機関といいます。
日本では、貸金業法と割賦販売法で規定されている指定信用情報機関は3社存在します。

全国銀行個人信用情報センター(略称「KSC」)

全国銀行協会(全銀協)が運営する信用情報機関です。
会員は主に銀行で、銀行系のカードローンや、クレジットカードの情報の他にも住宅ローンなどの個人向け融資の情報も登録されています。
登録件数は約8000万件。官報にのった事故情報は10年保有されます。

株式会社シー・アイ・シー(略称「CIC」)

各クレジットカード発行企業や信販会社、信用保証会社、自動車や機械等のローン・リース会社、小売店など、さらに一部の消費者金融会社・銀行・労働金庫なども加盟しています。
保有している信用情報は5億件以上です。

株式会社日本信用情報機構(略称「JICC」)

貸金業者系の信用情報機関。前身の全国信用情報センター連合会は、貸付高などの個人の借入状況がリアルタイムで更新されていました。

信用情報機関の保有期間は?

借入状況などの情報や、完済から5年以内の保有となる場合がほとんどのようです。
ただし、KSCだけは官報情報を10年保有しています。
また、加盟会社による信用情報の使用履歴は6か月間の保有です。

信用情報機関のネットワーク

では、CIC加盟の会社でローンを借りて延滞してしまった場合、KSCに加盟の会社にはバレないのでしょうか。答えはもちろんNO。
上記の3社はCRINというネットワークを結んでいて、延滞などの事故情報等を共有しているのです。
これにより、多重債務を防ぐなど消費者を守る働きもしているのですね。
ただし、CRIN情報が登録されない限りは信用情報は共有されないので、信用情報すべてを共有しているわけではないことは注意が必要です。

自分の登録情報を知りたい場合

自分の信用情報を確認したい!そう思うこともありますよね。各信用情報機関に開示請求をすれば可能です。
開示請求の方法は主に窓口、郵送、インターネットなどがあります。KSCは現在、郵送のみしか開示を受け付けていないようです。
開示には500円~1000円程度の手数料がかかるので注意してくださいね。

まとめ

ブラックリストなんて怖いもきるはありませんが、延滞などの事故情報はきちんと管理されています。
気になる場合は開示請求もできるので、覚えておいて損はないですね。